Sitemap: の行を書きます。暖簾AIの調査(2026年10月、中小事業者のサイト863件)では、XMLサイトマップがあったのは673件(78.0%)で、WordPress のサイトでは90.4%、それ以外では60.2%でした。XMLサイトマップとは?無いとどうなる?
Google は「サイトマップとは、サイト上のページや動画などのファイルについての情報や、各ファイルの関係を伝えるファイルです」と説明しています(出典:Google 検索セントラル『サイトマップについて』2025年)。Google は普段、知っているページのリンクをたどって新しいページを見つけますが、サイトマップはその見落としを減らすための一覧です。
すべてのサイトに必須というわけではありません。Google は次のように分けています。
| サイトマップが必要になることがある | サイトマップが必要ない可能性がある |
|---|---|
| サイトのサイズが大きい | サイトのサイズが小さい(ページ数がおよそ500ページ以下) |
| サイトが新しく、外部からのリンクが少ない | サイトのすべてのページを内部リンクが網羅している |
| 動画や画像などのリッチメディアが多い、または Google ニュースに表示されている | ― |
出典:Google 検索セントラル『サイトマップについて』(2025年12月18日更新)
中小事業者のサイトは500ページ以下がほとんどですが、「新しく、外部からのリンクが少ない」にはよく当てはまります。公開したばかりのサイトや、ページを足したばかりのサイトでは、置いておく意味があります。ただし Google は、サイトマップによって URL を検出できるものの、「必ずしもサイトマップ内のすべての項目がクロールされてインデックスに登録されることが保証されるわけではありません」としています。
なお、ページの一覧を人に見せるための「サイトマップ」というページもありますが、これは HTML のページで、ここで扱う XML のファイルとは別のものです。XML サイトマップは検索エンジン向けで、訪れた人の目には触れません。
XMLサイトマップがあるサイトはどれくらい?863サイトの調査
暖簾AIは2026年10月15日に、ある事業者団体の公開名簿に載る遺品整理・片付けなどの事業者のサイト1,061件を機械的に取得し、トップページを取得できた863件を集計しました。サイトマップは、/sitemap.xml と(WordPress の場合は)/wp-sitemap.xml の2か所を確かめています。
暖簾AIの調査(2026年10月、中小事業者のサイト863件)では、XMLサイトマップがあったのは673件(78.0%)でした。作成ツール別に見ると、WordPress のサイトは509件中460件(90.4%)、それ以外のサイトは354件中213件(60.2%)で、差がありました。
| 全体(863件) | 78.0% |
|---|---|
| WordPress(509件) | 90.4% |
| WordPress以外(354件) | 60.2% |
robots.txt があったのは660件(76.5%)で、そのうち561件(863件中の65.0%)は robots.txt にサイトマップの場所を書く Sitemap: の行がありました。地域別のサイトマップの割合は次の通りです。
| 地域 | 集計したサイト | XMLサイトマップあり |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 102件 | 78.4% |
| 関東 | 287件 | 74.6% |
| 中部 | 148件 | 78.4% |
| 近畿 | 157件 | 83.4% |
| 中国・四国 | 59件 | 78.0% |
| 九州・沖縄 | 77件 | 83.1% |
出典:暖簾AI調べ(2026年10月、中小事業者のサイト863件)
この調査は、1つの業種の事業者団体の名簿から抽出したため、全業種の平均とは異なる可能性があります。判定はトップページのみ・機械的なもので、下層ページの設定は含みません。別の URL にサイトマップを置いているサイトは「なし」に数えているため、実際の割合はこれより高い可能性があります。
XMLサイトマップの中身は?書き方の決まり
XMLサイトマップの基本の形は次の通りです。1ページにつき <url> のかたまりを1つ書き、その中の <loc> にページの URL、<lastmod> に最後に内容を変えた日を書きます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://www.example.com/</loc>
<lastmod>2026-10-01</lastmod>
</url>
<url>
<loc>https://www.example.com/price/</loc>
<lastmod>2026-09-15</lastmod>
</url>
</urlset>
| 決まり | 内容 |
|---|---|
| 大きさの上限 | 1つのファイルで、圧縮していない状態で50MB、URL 50,000件まで。超える場合は分けて、サイトマップ インデックス ファイルでまとめる |
| URL の書き方 | https:// から始まる完全な URL(絶対 URL)で書く |
| 文字コード | UTF-8 で保存する |
| lastmod | 最終更新日が一貫して正確な場合に使う |
| priority・changefreq | Google はこの値を無視する |
| 入れる URL | 検索結果に表示したい URL。同じ内容を指す URL は原則1つだけ |
出典:Google 検索セントラル『サイトマップの作成と送信』(2026年7月13日更新)
lastmod は、更新していないのに毎日今日の日付になるような作り方だと、正確さの条件を満たしません。手で書く場合は、文章や写真を変えたページだけ日付を直します。
どう作る?WordPress・作成サービス・手書きの方法
WordPress の場合
WordPress は 5.5 から、サイトマップを標準で出すようになりました。WordPress の開発チームの告知によると、サイトマップの一覧(インデックス)は /wp-sitemap.xml に置かれ、公開している投稿・固定ページ・カテゴリーなどの分類・投稿者のアーカイブが含まれます。1つのサイトマップに入るのは最大2,000件で、WordPress が出す robots.txt にもこの場所が書かれます(出典:Make WordPress Core『New XML Sitemaps Functionality in WordPress 5.5』2020年)。
同じ告知には、検索エンジンにサイトを登録させない設定にしているとサイトマップは無効になる、とあります。表示設定の「検索エンジンでの表示」にチェックが入ったままだと、サイトマップも出ません。SEO 用のプラグインを使っている場合は、プラグインが別の URL でサイトマップを出していることがあるため、プラグインの設定画面でサイトマップの URL を確かめます。
ホームページ作成サービスの場合
サービスによっては、サイトマップが自動で作られます。サービスのヘルプで「サイトマップ」を調べ、URL と、自分で送信する必要があるかを確かめます。
手で書く場合
- 検索に出したいページの URL を書き出します(トップ、サービス、料金、会社概要、アクセス、問い合わせなど)。
- 前の章の形で、1ページずつ
<url>のかたまりを書きます。 - 文字コードを UTF-8 にして、
sitemap.xmlという名前で保存します。 - サイトのいちばん上の階層に置き、ブラウザで
https://自分のドメイン/sitemap.xmlを開いて中身が表示されるか確かめます。 - robots.txt に
Sitemap: https://自分のドメイン/sitemap.xmlの1行を書き足します。
手書きのサイトマップは、ページを足したり消したりしたときに直し忘れやすい点に注意します。
Search Console でどう送信する?手順とステータスの見方
Google は、サイトマップを知らせる方法として、Search Console のサイトマップ レポートで送信する、robots.txt に Sitemap: の行を書く、Search Console の API を使う、の3つを挙げています。小さな事業者のサイトなら、前の2つを両方やっておけば足ります。Search Console の登録がまだならSearch Consoleはどう登録する?公式ヘルプの手順と自社で見た『最初の3レポート』から始めてください。
- 送信できるのはプロパティのオーナー権限がある人です。自分の権限を確かめます。
- URL 検査で、サイトマップの URL を「公開 URL をテスト」にかけ、Google が取得できるかを確かめます。
- 左のメニューからサイトマップのレポートを開きます。
- 「新しいサイトマップの追加」の欄にサイトマップの URL を入れ、「送信」を押します。
- しばらくしてから、送信したサイトマップの行のステータスと「検出されたページ」の数を確かめます。
| ステータス | 意味(ヘルプの説明) | すること |
|---|---|---|
| 成功 | サイトマップが読み込まれ、エラーなしで正常に処理された | 不要 |
| サイトマップに X 件のエラーがあります | 取得はできたが、1つ以上のエラーがある | エラーの内容を開いて直す |
| 取得できませんでした | なんらかの理由でサイトマップを取得できなかった | URL の誤り、robots.txt での拒否、ファイルの有無を確かめる |
出典:Google Search Console ヘルプ『サイトマップ レポート』(2026年10月確認)
暖簾AIのサイト(noren-ai.jp)では、2026年9月2日に Search Console からサイトマップを送信し、送信したサイトマップから検出されたページは28でした。そのうち10月9日時点で登録済みだったのは19ページです。ヘルプにある通り、「検出されたページ」は Google がサイトマップから読み取った URL の数で、その全部がクロールや登録をされるわけではありません。登録されなかったページの理由の読み方はGoogleにインデックスされない原因と対処法|URL検査で確認する順番で、暖簾AIのサイトの実数を使って説明しています。
Bing にもサイトマップを送る方法や、更新したページをすぐに知らせる IndexNow は、Bing Webmaster Tools の登録と IndexNowで詳しく書いています。
送信したのに登録が増えないときは?確認すること
サイトマップを送っても、Google は「Google がサイトマップをダウンロードする保証も、サイトマップを使用してサイトの URL をクロールする保証もありません」としています(出典:Google 検索セントラル『サイトマップの作成と送信』2026年)。送信はあくまで知らせる手段です。登録が増えないときは、サイトマップの中身から確かめます。
- 転送元の古い URL が入っていないか:http の URL や、別のページへ転送している URL ではなく、転送先の URL を書きます。
- noindex のページが入っていないか:検索に出さないと決めたページはサイトマップから外します。
- 同じ内容の URL が重複していないか:末尾の / の有無や、www の有無が混ざっていないかを見ます。
- 消したページが残っていないか:404 になる URL はサイトマップから外します。
- ページ同士のリンクがあるか:サイトマップだけに頼らず、メニューや関連ページからもリンクします。
なお、Search Console からサイトマップを削除しても、Google が持っているサイトマップや URL は削除されないとヘルプにあります。検索に出したくないページは、noindex の指定やページの削除で対応します。
暖簾AIの無料診断は、URL を入れるとサイトを診断します。サイトマップを含めた検索とAI検索の基本設定を、まとめて確かめたいときに使えます。
サイトマップに載せたページへ、ほかのページからリンクが張られているかも確かめます。リンクの張り方は内部リンクとは?ページ同士のつなぎ方で詳しく書いています。
よくある質問
- priority や changefreq は書いたほうがいいですか?
- Google は priority と changefreq の値を無視すると明記しています。書くなら loc と、正確に保てる場合の lastmod で足ります。
- サイトマップにはすべてのページを入れるべきですか?
- 検索結果に表示したいページの URL を入れます。Google は、同じ内容を指す URL は原則1つだけ含めるよう説明しています。
- Search Console からサイトマップを削除すると、ページは検索から消えますか?
- 消えません。ヘルプによると、削除するとレポートからは消えますが、Google が持っているサイトマップやそこに含まれる URL は削除されません。
あなたのサイトは、いま何点?
URLを入れるだけで、検索・AI検索・地図・表示の速さを同じ物差しで診断し、直すところを並べます。登録は不要です。ホームページをこれから作るなら、プロの制作陣が7日以内に公開します(全機能プラン月々8,800円・税込と同時申込で制作費0円)。
今のサイトを無料で診断する →ホームページを作りはじめる