「クロール済み」と「検出」は何が違う?3つの未登録の状態
Search Console で「登録されていない」と表示される状態のうち、似た名前で混同しやすいのが次の3つです。どこまで進んで止まっているかが違うため、やることも違います。
| 表示 | Google がしたこと | ヘルプの説明 | まずやること |
|---|---|---|---|
| URL が Google に認識されていません | まだ見つけていない | (URL 検査の表示)Google がまだこの URL を知らない | リンクとサイトマップに入れ、登録をリクエストする |
| 検出 - インデックス未登録 | 見つけたが、まだ読んでいない | ページは Google により検出されましたが、まだクロールされていません。サイトへの過負荷が予想されたためにクロールが先送りされた場合が多い | 少数なら待つ。内部リンクとサイトマップを整える |
| クロール済み - インデックス未登録 | 読んだが、いまは登録していない | ページは Google によりクロールされましたが、インデックスには登録されていません。今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。この URL のクロールのリクエストを再送信する必要はありません | 検索に出したいページなら、重なりと中身を見直す |
出典:Google Search Console ヘルプ『ページ インデックス登録レポート』『URL 検査ツール』(2026年10月22日確認)
「検出」は、まだ中身を読まれていない段階です。「クロール済み」は、中身を読まれたうえで登録が見送られた段階なので、ページの中身そのものが判断の材料になっています。リクエストを繰り返しても、読まれる中身が同じなら結果は変わりにくいと考えるのが自然です。ほかの未登録の理由(noindex・リダイレクト・重複など)の切り分けは、Googleにインデックスされない原因と対処法|URL検査で確認する順番にまとめています。
放置していいのはどんなページ?見直すページとの分け方
ヘルプは「サイトのすべての URL がインデックスに登録されるわけではありません」としています。「クロール済み - インデックス未登録」に入っていても、検索に出す必要のないページなら直す必要はありません。まず、一覧に入っている URL を次の表で分けます。
| 一覧に入っているページ | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 問い合わせフォームの種類別など、パラメータだけが違う URL | 直さなくてよい | 同じページの別の入口で、検索に出す必要がない |
| ログイン後の画面・管理画面・申し込みの途中の画面 | 直さなくてよい | 検索から来た人が使うページではない |
| フィード(RSS)、並べ替え・絞り込みの結果の URL | 直さなくてよい | 中身は元のページと同じ |
| サービス・料金・会社案内など、店や会社の主なページ | 見直す | 検索から来てほしいページ |
| ブログ・ガイドの記事 | 見直す | 記事は検索で読まれることが目的 |
| サイトの大部分のページ | サイト全体で見直す | 1枚ずつの問題ではなく、作りや型の問題の可能性がある(下で説明) |
暖簾AIの自社サイトでも、2026年10月22日時点で「クロール済み - インデックス未登録」は8件あり、そのうち3件(問い合わせフォームの種類別の URL と、運用アプリの画面2つ)は直さないと決めました。残りの5件が、検索に出したいガイド記事でした。
実例:暖簾AIの自社ガイド5本は、どんな状態だった?
5本はどれも、検索から読まれることを目的にしたガイド記事です。数字を並べると、よく言われる「字数が少ない」「構造化データが無い」「サイトマップに無い」「どこからもリンクされていない」のどれにも当てはまりませんでした。
| ステマ規制 | 6,957字 |
|---|---|
| GA4の設定 | 7,181字 |
| 特商法の表記 | 7,199字 |
| LocalBusiness の書き方 | 8,112字 |
| UA のタグ | 6,627字 |
| 記事の内容 | 本文の字数 | サイト内のリンク元 |
|---|---|---|
| お客様の声の載せ方とステマ規制 | 6,957字 | 6 |
| GA4の設定方法 | 7,181字 | 6 |
| 特定商取引法に基づく表記 | 7,199字 | 3 |
| LocalBusiness の構造化データの書き方 | 8,112字 | 9 |
| 旧アナリティクス(UA)のタグの確かめ方 | 6,627字 | 5 |
出典:暖簾AI調べ(2026年10月22日、Search Console の「ページのインデックス登録」レポートと、サイトのファイルを集計)。字数は本文の表示される文字(空白を除く)。リンクの数は、その記事へリンクしているサイト内のページの数(ガイド一覧を含む)。
5本の URL は次のとおりです。
- お客様の声の載せ方とステマ規制:
/guide/reviews-stealth-marketing - GA4の設定方法:
/guide/ga4-setup - 特定商取引法に基づく表記:
/guide/tokushoho-display - LocalBusiness の構造化データの書き方:
/guide/structured-data-localbusiness - 旧アナリティクス(UA)のタグの確かめ方:
/guide/universal-analytics-leftover
- 構造化データ:5本とも Article・FAQPage・BreadcrumbList があります。
- サイトマップ:5本とも sitemap.xml に載っていて、Search Console に送信済みです。
- 外部からのリンク:Search Console のリンクのレポートで、サイト全体の外部リンクは0件です(内部リンクは194件)。
同じ作りのほかのガイド記事は、2026年10月22日時点で未登録の一覧に入っていませんでした。なぜこの5本だけが登録されなかったのかは、Google から個別に示されることはありません。そのため、次の節は暖簾AIの見立てです。
なぜ登録されなかった?3つの見立てと Google の説明
5本を、Google 検索セントラルの公式の説明と照らして見直した結果、原因として次の3つを見立てました。
| 見立て | 自分で変えられるか |
|---|---|
| 同じ型の記事が続いた | すぐに変えられる |
| 隣の記事との重なり | すぐに変えられる |
| 外部からの評価が無い | すぐには変えられない |
見立て1:同じ型の記事が続いた
自社で見えた事実:2026年10月22日時点で、ガイド70本のうち63本の見出し(h1)が「問い+『』で囲んだ数字や言葉」という同じ形でした。5本ともこの形で、冒頭の答え・見出しの数・締めの案内の並びもほぼ同じでした。
照らした Google の説明:Google は「同様のコンテンツを含むページをグループ化し」、その中から代表のページを選ぶと説明しています(『Google の検索エンジンの仕組み』)。自己評価の問いには「検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供していますか」があります(『有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成』)。
見立て2:隣の記事との重なり
自社で見えた事実:GA4の設定の記事と、UA のタグの記事の両方に「GA4 へ切り替える手順」がありました。お客様の声の記事は、口コミへの返信の記事の「頼むときにやってはいけないこと」と一部重なっていました。自社の調査(863サイト)の説明も、複数の記事で同じ文が繰り返されていました。
照らした Google の説明:Google は、メインコンテンツが非常に似通っている複数のページを見つけると、まとめてクラスタ化し、最も完成度が高く有用と判断したページを正規として選ぶとしています。重複ページは正規ページより低い頻度でクロールされます(『URL 正規化とは何か』)。
見立て3:外部からの評価が無い
自社で見えた事実:Search Console のリンクのレポートで、サイト全体の外部リンクは0件でした(内部リンクは194件)。5本にも、他のサイトからのリンクはありません。
照らした Google の説明:Google は「ページの関連性を判断し、クロールする新しいページを見つける際にリンクをシグナルとして使用します」としています(『Google の SEO リンクに関するベスト プラクティス』)。
出典:暖簾AI調べ(2026年10月22日)、Google 検索セントラル『Google の検索エンジンの仕組み』(2025年12月18日更新)『有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成』(2026年10月7日更新)『URL 正規化とは何か』(2026年9月11日更新)『Google の SEO リンクに関するベスト プラクティス』(2025年12月31日更新)
3つのうち、自分ですぐに変えられるのは1つ目と2つ目です。外部からのリンクは、頼んで張ってもらう物ではなく、紹介される価値のある中身を置いた結果として付く物なので、まず中身の側を直します。
何をした?5本でやった4つのこと
見立てに合わせて、次の4つを行います。どれも「ページを新しく見せる」ための変更ではなく、中身を変える変更です。Google は「コンテンツを実質的に変更していないにもかかわらず、ページを新鮮に見せるためにページの日付を変更していますか」という問いを、避けるべき例として挙げています。
| やったこと | 状況(10月22日) |
|---|---|
| 重なりを削る | 10月22日に着手 |
| その記事にしか無い答えを冒頭へ | 10月22日に着手 |
| 内部リンク | 10月22日に着手 |
| URL 検査で登録をリクエスト | 公開後に行う |
- 重なりを削る:GA4 へ切り替える手順は GA4 の設定の記事にまとめ、UA の記事は「確かめ方と消し方」に絞る。調査の説明の繰り返しは短くし、詳しい説明は1か所に寄せる。照らした Google の説明:似通ったページはまとめて扱われ、代表の1本が選ばれる(『URL 正規化とは何か』)
- その記事にしか無い答えを冒頭へ:ステマ規制の記事は線引きの表、LocalBusiness の記事はコピーして使える記述例、特商法の記事は書く項目の一覧を、冒頭の答えのすぐ後に置く。照らした Google の説明:「独自の情報、レポート、研究、分析を提供していますか」(『有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成』)
- 内部リンク:関係する記事から、そのページの内容が分かる言葉でリンクを張る。重なる節は3行の要約と主の記事へのリンクにする。照らした Google の説明:関心のあるページには同じサイトの別のページからリンクを張る。アンカーテキストは具体的に(『Google の SEO リンクに関するベスト プラクティス』)
- URL 検査で登録をリクエスト:書き直した版を公開した後、1本につき1回だけ送る。日付だけを変える更新はしない。照らした Google の説明:ページに変更を加えた場合は再登録をリクエストできる。同じ URL に何度リクエストしても早くはならない(『クロール・インデックス登録リクエスト』)
出典:Google 検索セントラル『URL 正規化とは何か』『有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成』『Google の SEO リンクに関するベスト プラクティス』『クロール・インデックス登録リクエスト』
ヘルプは「クロール済み - インデックス未登録」の URL について、クロールのリクエストを再送信する必要はないとしています。暖簾AIが4つ目でリクエストを送るのは、中身を変えた後に、変えたことを知らせるためです。中身を変えずにリクエストだけを繰り返すことはしません。内部リンクの張り方は内部リンクの記事で詳しく説明しています。
「大量」に出ているときは?サイト全体で見直す点
サイトのページの多くが「クロール済み - インデックス未登録」や「検出 - インデックス未登録」に入っているときは、1枚ずつではなく、ページの作りや型に共通する原因を探します。
- 同じ型のページが大量に無いか:地域名だけを入れ替えたページ、商品名だけが違う説明ページなど、メインの内容がほぼ同じページは、まとめて扱われやすくなります。
- パラメータ違いの URL が増えていないか:並べ替え・絞り込み・計測用のパラメータが付いた URL が、リンクやサイトマップに入っていないかを見ます。
- サイトマップに検索に出さない URL が入っていないか:サイトマップには、検索に出したい正規の URL だけを入れます。
- 「検出」が大部分を占めていないか:Google『クロール バジェットの管理』は、ガイドの対象として、規模の目安(重複のないページが100万以上で週1回ほど更新するサイト、1万以上で毎日更新するサイト)とは別に、「Search Console で URL の大部分が検出- インデックス未登録に分類されるサイト」も挙げています。規模が小さくても、「検出」が URL の大部分を占めるならこのガイドの対象です。一方で、頻繁に更新されるページがそれほど多くないサイトは読む必要はないとしています。中小事業者のサイトで「検出」が数件なら、待てば足ります。
出典:Google『クロール バジェットの管理』(2026年9月16日更新)『URL 正規化とは何か』
結果はいつ分かる?2026年10月22日時点の状況
2026年10月22日時点では、まだ結果は出ていません。ヘルプはインデックス登録に1〜2週間程度かかるとし、Google 検索セントラルは再クロールに数日から数週間かかることがあるとしています。リクエストを送っても、検索結果に表示されないこともあります。
暖簾AIは、次の3つを確かめ、結果が出たらこのページに追記します。登録されなかった場合も、そのまま書きます。
| 確かめること | いつ | どこで |
|---|---|---|
| 5本の URL 検査の結果(「登録されています」になったか) | 書き直した版の公開から2週間後と4週間後 | URL 検査 |
| 「クロール済み - インデックス未登録」の件数 | 同上 | ページのインデックス登録レポート |
| 5本が検索結果に表示された回数と言葉 | 登録された後、月1回 | 検索パフォーマンスのレポート |
次にやることは?
- Search Console の「ページのインデックス登録」で「クロール済み - インデックス未登録」を開き、一覧の URL を放置してよいページと見直すページに分ける
- 見直すページについて、同じ話をしている自分のサイトの別のページが無いかを探す。あれば、主にするページを1つ決めて、もう片方は要約とリンクにする
- そのページにしか無い答え(表・手順・自分の店の実例)を、冒頭の答えのすぐ後に置く
- 関係するページから、内容が分かる言葉でリンクを張る
- 公開したら URL 検査で1回だけ登録をリクエストし、2週間ほど待ってから確かめる
サイトの基本設定(noindex・robots.txt・サイトマップ・構造化データなど)をまとめて確かめたいときは、暖簾AIの無料診断に URL を入れると確認できます。
よくある質問
- 「クロール済み - インデックス未登録」は放置しても大丈夫ですか?
- 検索に出す必要のないページ(フォームのパラメータ違いの URL や管理画面など)なら、直す必要はありません。サービス・料金・記事など検索に出したいページなら、他のページとの重なりと中身を見直します。
- インデックス登録を何度もリクエストすれば登録されますか?
- 登録されるとは限りません。ヘルプは、この状態の URL についてクロールのリクエストを再送信する必要はないとしています。Google 検索セントラルも、同じ URL に何度リクエストしても早くクロールされることはないとしています。中身を変えたあとに1回だけ送ります。
- 文字数を増やせば登録されますか?
- 文字数だけでは決まりません。暖簾AIの5本は本文約6,600〜8,100字でもこの状態でした。Google の SEO スターター ガイドも、上位に表示させる目的でコンテンツの長さだけを調節しても無意味で、「魔法の文字数も、最小や最大の文字数も存在しません」としています。他のページに無い答えがあるかを見直します。
- 「検出 - インデックス未登録」とは何が違いますか?
- 「検出」は、Google が URL を見つけたものの、まだ読みに来ていない状態です。「クロール済み」は、読んだうえで登録していない状態です。「検出」が少数なら、内部リンクとサイトマップを整えて待ちます。
- どれくらい待てば、効いたかどうか判断できますか?
- Google は日数を約束していません。ヘルプはインデックス登録に1〜2週間程度かかるとし、再クロールには数日から数週間かかることがあるとしています。暖簾AIは、書き直した版の公開から2週間後と4週間後に URL 検査で確かめます。
あなたのサイトは、いま何点?
URLを入れるだけで、検索・AI検索・地図・表示の速さを同じ物差しで診断し、直すところを並べます。登録は不要です。ホームページをこれから作るなら、プロの制作陣が7日以内に公開します(全機能プラン月々8,800円・税込と同時申込で制作費0円)。
今のサイトを無料で診断する →ホームページを作りはじめる- ページ インデックス登録レポート(Google Search Console ヘルプ、2026年10月22日確認)
- URL 検査ツール(Google Search Console ヘルプ、2026年10月22日確認)
- Google の検索エンジンの仕組み(Google 検索セントラル、2025年12月18日更新)
- 有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成(Google 検索セントラル、2026年10月7日更新)
- URL 正規化とは何か(Google 検索セントラル、2026年9月11日更新)
- Google の SEO リンクに関するベスト プラクティス(Google 検索セントラル、2025年12月31日更新)
- クロール・インデックス登録リクエスト(Google 検索セントラル、2025年12月31日更新)
- クロール バジェットの管理(Google クロール インフラストラクチャ、2026年9月16日更新)
- SEO スターター ガイド(Google 検索セントラル、2025年12月18日更新・2026年10月22日確認)