- パソコンで自社サイトを開き、右クリック→「ページのソースを表示」
- ページ内検索(Windows は Ctrl+F、Mac は command+F)で
UA-を検索する - 見つかったら、続けて
G-とGTM-も検索し、下の表で「どうするか」を決める
UA- の ID しか無いサイトは、Google アナリティクスでは今は何も数えられていません。UA(ユニバーサル アナリティクス)は標準のプロパティで2023年7月1日にデータの処理を止め、2024年7月1日の週以降は過去のデータも見られなくなっています(出典:Google『ユニバーサル アナリティクスのサポート終了』)。見つかった文字で、何をすればいい?
| ソースで見つかった文字 | 何のタグか | どうするか |
|---|---|---|
UA- だけ(G- も GTM- も無い) | 旧アナリティクスだけ。今は計測されていない | 先に GA4 を入れてから、UA のタグを消す(GA4の設定方法) |
UA- と G- の両方 | GA4 は動いているが、UA のタグも残っている | 急ぎではない。次にサイトを触るときに UA のタグを消す |
UA- と GTM- | タグ マネージャーの中身はソースに出ない | タグ マネージャーの管理画面で、UA のタグと GA4 のタグの有無を確かめる |
G- だけ | GA4 だけ | そのまま。自社の GA4 の測定 ID と同じかを確かめる |
| どれも無い | アクセス解析が入っていない可能性 | GA4 を入れる(GA4の設定方法) |
出典:Google『ユニバーサル アナリティクスと GA4 のどちらを使用しているかを確認する方法』をもとに整理
UA の ID は「UA-」の後に数字が続く形(例:UA-12345678-1)、GA4 の測定 ID は「G-」の後に英数字が続く形(例:G-AB12CD34EF)です。「G-」は別の文字列にも含まれることがあるため、ID の形になっているかを見ます。
G- の ID があっても、それが自社の GA4 の物とは限りません。制作を頼んだ先のアカウントのままのこともあるため、GA4 の「管理」→「データ ストリーム」に出る測定 ID と照らし合わせます。
ソースに出ないUAのタグはどう探す?
ページのソースの検索で見つからなくても、UA のタグが動いていることがあります。次の3か所も見ます。
| 場所 | 確かめ方 |
|---|---|
| Google タグ マネージャーの中 | ソースに GTM- があれば、タグ マネージャーの管理画面でコンテナの「タグ」を開き、UA のタグ(UA- の ID を使うタグ)が残っていないかを見る |
| 実際に動いているタグ | Tag Assistant(tagassistant.google.com)を開き、「Add domain」でサイトの URL を入れて「Connect」を押す。つながったページで、動いている Google のタグが一覧になる。つながらないときは「Retry」 |
| トップ以外のページ | 問い合わせの完了ページやブログの記事など、テンプレートの違うページでもソースを検索する |
出典:Google『Troubleshoot with Tag Assistant』
暖簾AIが2026年10月に中小事業者のサイト863件のトップページを調べたところ、UA のタグが見つかったのは217件(25.1%)で、そのうち GA4 もタグ マネージャーも見つからない「UA だけ」が110件(12.7%)でした。「UA だけ」の110件のうち64件は WordPress で作られていました(出典:暖簾AI調べ。ある事業者団体の公開名簿に載るサイト1,061件のうち、トップページを取得できた863件。トップページだけの機械的な判定)。WordPress では、HTML ではなくテーマやプラグインの設定欄に ID が入っていることも多いため、次の表の場所も見ます。
UAのタグはどこから、どう消す?
「UA だけ」のサイトは、消す前に GA4 を入れておくと、計測が途切れる期間を作らずに済みます。GA4 を入れる手順はGA4の設定方法にまとめています。UA のタグは、入っている場所ごとに次のように消します。
| UA のタグがある場所 | 消し方 |
|---|---|
| HTML に直接書かれている | head の中の、UA- の ID を含むスクリプトの塊を消す。ヘッダーの共通部分にあれば、1か所で全ページから消える |
| WordPress のテーマの設定欄 | 「アクセス解析」「トラッキングコード」などの欄から UA の ID を消す |
| WordPress のプラグイン | 設定で UA の ID を GA4 の測定 ID に入れ替えるか、使っていないプラグインなら停止する |
| Google タグ マネージャー | コンテナの中の UA のタグを削除し、変更を「公開」する |
| サイト作成サービス(Wix など) | 管理画面の Google アナリティクスの欄の UA の ID を、GA4 の測定 ID に入れ替える |
同じスクリプトの塊に別のタグが一緒に書かれていることがあります。消す範囲は UA- の ID を含む部分だけにし、消した後にページの表示とフォームの送信を試します。
GA4があるならUAのタグは放っておいていい?
計測は続いているので急ぎではありませんが、消しておくほうが安全です。Google は、UA のタグと GA4 をつなぐ「接続済みのサイトタグ」を使っていた場合、2024年7月1日時点の設定の写しで GA4 への送信が続くとしています。そのうえで、UA のタグを使い続けるとレポートの一貫性がなくなったり、拡張計測機能のイベントなど一部の機能が使えなかったりする可能性があるため、Google タグを直接入れるか、タグ マネージャーで設定するよう勧めています(出典:Google『ユニバーサル アナリティクスのサポート終了』)。
使っていないタグが残ったままだと、プライバシーポリシーに「何を使っているか」を正しく書けなくなります。Google アナリティクスの利用規約は、使う側にプライバシーポリシーの公開と Cookie などの使用の告知を求めています(出典:Google『Google アナリティクス利用規約』第7条)。書き方はプライバシーポリシーは必要?、外部へ情報を送る決まりは外部送信規律とは?で扱っています。
消した後は何を確かめる?
- ページのソースで「UA-」を検索して、何も見つからない
- Tag Assistant で、GA4 のタグ(G- の ID)が1つだけ動いている
- GA4 のリアルタイム レポートに、自分のアクセスが表示される
- トップ以外のページ(問い合わせの完了ページなど)でも、同じ測定 ID が入っている
- プライバシーポリシーに、今使っているツール(GA4)と Cookie の使用が書かれている
次にやること
- 「UA だけ」だった:GA4の設定方法で GA4 を入れてから、UA のタグを消す
- GA4 も入っていた:次にサイトを触るときに UA のタグを消し、Tag Assistant で確かめる
- GA4 に切り替えたら:問い合わせの完了を数える設定(問い合わせ数の計測方法)まで済ませる
サイトの基本設定(https・スマホ表示・meta description・サイトマップなど)をまとめて確かめたい場合は、暖簾AIの無料診断に URL を入れると確認できます。
Search Console の登録から始める計測の全体は、まとめの記事Search Consoleはどう登録する?公式ヘルプの手順と自社で見た『最初の3レポート』に書いています。
よくある質問
- UAのデータを今からGA4に移せますか?
- 移せません。UA のデータには2024年7月1日の週以降アクセスできなくなっており、GA4 の数字はタグを入れた日からの記録になります。
- UAのタグを消すと、サイトの表示に影響はありますか?
- UA のタグは計測のためのもので、通常はページの見た目には関わりません。ただし、同じスクリプトの塊に他のタグが一緒に書かれていることがあるため、消す範囲は UA- の ID を含む部分に限り、消した後にページの表示とフォームの送信を確かめます。
- GA4のタグがあるのにUAのタグも残っています。急いで消すべきですか?
- GA4 の計測は続いているため急ぎではありませんが、Google は UA のタグを使い続けるとレポートの一貫性がなくなる可能性があるとしています。次にサイトを触るときに合わせて消すのが手間の少ない方法です。
- 自分のGoogleアナリティクスがUAかGA4か、管理画面で見分けられますか?
- プロパティ ID の形で見分けられます。UA のプロパティ ID は「UA」で始まり数字で終わる形、GA4 のプロパティ ID は数字だけです。2020年10月14日より前に作ったプロパティは UA の可能性が高いと Google は説明しています。
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